茨城県大子町(町長:高梨哲彦)は 2020 年 4 月、同町内在住の 0-6 歳の未就学児童を持つ世帯に対して、株式会社 AGREE(茨城県つくば市、代表取締役:伊藤俊一郎)が展開する医療相談アプリ「LEBER」(以下、リーバー)の無償提供を開始しました。160 名以上の登録医師に、スマートフォンを通じて 24 時間 365 日、無償で相談できるようになります。
大子町は茨城県の最北西端に位置し、人口約 1.6 万人。福島県、栃木県に境を接しており、奥久慈地域の中心として、日本三大名瀑のひとつ「袋田の滝」で知られる観光の名所です。
大子町保健センターの担当者は、次のようにコメントしています。「大子町では、人口に対する医師数が茨城県全体の平均を大きく下回っています。また町内に小児科の専門医がおらず、小児科を標榜しているクリニックもひとつしかないため、子育て世帯へのサポートを強めるために今回、リーバーを導入しました」
対象者:大子町内に住民票がある、0〜6 歳の未就学児童をもつ家庭。児童本人以外の家族 4 人も対象。
提供内容:
登録方法:大 thumbnail: /static/images/news/health-management1.jpg 子町役場から配布される「登録番号」が必要。(登録番号に関するお問い合わせ:大子町保健センター Tel.:0295-72-6611 Fax.:0295-72-6613)
24 時間 365 日スマホで医師に相談ができるアプリです。現在 150 名以上の医師が登録されており、外出自粛等により病院やクリニックに行きにくい方もアプリを通じて医師に気軽に相談することができます。株式会社 AGREE は、2020 年 4 月 9 日より茨城県との共同事業としてリーバーを通じた医療相談サービスを茨城県民に無償提供しています。
2019 年度に行なった茨城県庁主導の「医療相談アプリを用いた子育て世帯の健康不安軽減実証事業」では、医療相談アプリを利用した大子町内の子育て世帯の 90.9%が「相談後に不安軽減につながった」と回答しました。
医療相談アプリは医師が最速 1 分で回答をしており、実証事業内では 75.3%の回答が 30 分以内に相談者さんへ届きました。「医師からの回答がわかりやすかった」とご回答いただいた方も 90.2%にのぼりました。
回答の速さ、そして回答のわかりやすさから平均満足度は 4.15 と高評価をいただきました。
リーバーでは、医師が症状に対するアドバイスをお伝えするだけでなく、病院受診が必要であれば適切な医療機関をマップ表示し案内したり、症状に合うオススメの市販薬を画像で表示しており、ユーザー様の行動変容につなげる事ができます。
2019 年 12 月に行ったアンケートでは、「リーバーで相談をして受診回避に繋がった経験が 1 回以上ある」と答えた方は 78.5%にのぼる事が明らかになりました。
遠隔医療相談アプリの利用が広がる事で、
に大きな効果をもたらす事ができると考えています。
広報窓口: 多賀 info@leber.jp